フェリーが粟国島に接近すると、まず目に飛び込んでくるのは白く細長い美しいビーチ。それが「長浜ビーチ(ウーグの浜)」です。粟国島の東側に位置し、ウーグは方言で「細長い」を意味します。その名の通り、長浜ビーチは細長い美しいビーチです。粟国島といえば、塩の生産が有名ですが、このビーチから採れる海は透明度が高く、本当に清澄な海が広がっています。
ただし地元の方によると、ここの浜は潮の満ち引きに特徴があり、引き潮の際に岩場で夢中になって遊んでいると、気がつけば海の中に取り残されることがあるため注意が必要です。それでも、防砂林に囲まれながらビーチでのんびりするのは最高のひとときです。トイレやシャワーは完備されていますが、キャンプをする場合は事前に役場に確認しておくと良いでしょう。キャンプ用品などは自前で持参する必要があります。
白浜は約1kmも続く天然のビーチで、「ウーグの浜」として地元の方々に親しまれています。雑木林に囲まれた小道を抜けると、サンゴによって形成された白い砂浜と抜けるような青い海が目の前に広がります。海は遠浅で、海水浴に最適です。
ビーチ周辺には村の天然記念物として指定されているモンパノキの群落があり、緑とのコントラストが美しい自然が残るビーチです。東側に位置するため、ここから見る朝日は心奪われるほど美しい光景です。長浜ビーチは穴場の天然ビーチとして、静かなリゾートタイムを楽しむにはぴったりの場所です。