宮古島の北端に位置する池間島は、観光客や家族連れにおすすめのビーチが広がる魅力的な島です。この小さな島は全長約1425メートルの池間大橋で宮古島と結ばれており、周囲に広がる美しい自然環境は国の鳥獣保護区に指定されています。島内には小さな浜が点在していますが、その中でも特におすすめなのが「お浜」。広大な白い砂浜が広がっており、池間大橋の直ぐそばに位置しています。ビーチへのアクセスは、土産屋の脇にある階段から降りて行くことができます。
このビーチの海の透明度は非常に高いですが、浅瀬が広がっているため、シュノーケリングには向いていません。しかし、左手に広がる大神島、正面に広がる世渡崎や池間大橋の素晴らしい景色が広がる絶景のビーチとして知られています。泳ぐよりもビーチを散策したり、貝殻や漂流物を探したりするのに最適です。
また、池間島の北の海域には、旧暦3月3日の春の大潮の干潮時にのみ現れる、巨大な珊瑚礁群「八重干瀬(やびじ)」が存在します。この自然現象は2013年に天然記念物に指定され、その美しさと貴重さが認められています。