沖縄の美しい海において、伊良部島と下地島の間に広がる遠浅の湾に面した渚は、けた外れに美しいと称される天然のビーチです。湾内にはラグーン(礁湖)が発達しており、見事な景観と透明度の良さで、1996年には「日本の渚100選」に輝きました。その明るいトルコブルーの遠浅の海は透明度抜群であり、自然の神秘を感じることができます。
佐和田の浜は、伊良部島の北西部に位置し、沖縄県内で選ばれた3つのビーチのうちの一つとして誇ります。「日本の渚100選」に輝くこの天然ビーチは、宮古島の北西約5キロにあたる伊良部島が、下地島と狭い水路をはさんで隣接しています。
このビーチの魅力は、湾内に点在する巨岩の風景です。1771年の明和の大津波によって運ばれてきたと伝えられる300余りの大小の岩が海岸に転がり、佐和田の浜の特徴的な景観となっています。礁湖には多種多様な生き物が生息し、穏やかな波が押し寄せる海は、南国の自然を感じながら海水浴を楽しむのに最適な場所です。ただし、遠浅であるため、シュノーケリングや海水浴には適さないことをご留意ください。