西表島の最大の川である浦内川の河口に広がる月が浜ビーチは、その名の通り三日月のような形をした美しいビーチです。細かな砂の真っ白な砂浜が広がり、岩場がなく遠浅で波も穏やかなので、ファミリーの海水浴に最適です。特に夕方にはビーチから見る水平線に沈む夕陽が格別の美しさを醸し出します。
西表島の北部に位置する宇那利崎のつけ根には、鳴き砂で有名なトゥドゥマリの浜が広がっています。地元の言葉で「留まる」という意味の「トゥドゥマリ」は、この場所が神様が留まる場所だと伝えられています。弧を描くような曲線をした浜辺は、別名「月ヶ浜」とも呼ばれ、美しい形状が特徴です。
このトゥドゥマリの浜を抱きかかえるように位置する宇那利崎の名前「宇那利」は、「女」を意味し、女神が公開の安全を守ってきたという伝承があります。沖縄の海岸の多くはサンゴの欠片でできていますが、トゥドゥマリの浜は浦内川から運ばれてきた細かい砂が堆積しているため、独特の美しい砂浜が広がっています。